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未来に残したい日本の情景写真撮影記

湊川隧道(みなとがわずいどう)

神戸市にある河川トンネルである湊川隧道の一般公開されたので、行ってきました。
湊川隧道は、かつて、たびたび水害の原因となっていた湊川の流路変更のため、近代土木技術を用いた日本最初の河川トンネルとして1901年(明治34年)に誕生し、2000年(平成12年)に役割を終えています。
一般公開日の情報は得ていたのですが、午前の部は予約が必要ということを前日に知り、その時は既に受付は終了していました。午前は1,200人までの受け付けでしたが、本当にそんなに多くの人が見に来るのだろうかと半信半疑でした。午後の部は予約なしで入れるようになっていたので、神戸市立森林植物園での撮影後、行ってみました。
長田駅近くのコインパーキングに車を停めスタート地点に行ってみると人が引っ切り無しに来ていました。
遠くに見えているのがトンネルの入り口ですが、後からできた新湊川トンネルと湊川隧道の入口が同じで、途中から2つに分かれます。


トンネルに入ってすぐのところです。


入り口で頂いたパンフレットのよると『隧道内壁はレンガ積みで、側壁はイギリス積み、アーチ部は長手積みとなっており、天井部の一部に”堅積み”という技法がとられています。覆工背面は、栗石が裏込め材として充填され、地下水の排水の役目や地山からの土圧を均等に受け持つように工夫されています』と書かれています。


少なくとも400万個以上のレンガが使われているそうです。

トンネル内は一方通行でした。出口を出てから湊川公園駅から2駅先の長田駅まで地下鉄で戻り、車で帰途につきました。












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