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未来に残したい日本の情景写真撮影記

丸山千枚田

いつもなら那智の滝の後、また橋杭岩に戻り、潮岬経由で白浜で夕景を撮ったりするのですが、同じルートで帰るのは面白くないと家族から言われ、今回は、那智の滝から丸山千枚田に向かうことにしました。直線距離にしたら大したことはないのですが、山道を通るため、グネグネと距離も長く時間もかかりました。
途中、雨がぱらついたりしていましたので、山の上の展望台に上がるかどうかを悩みましたが、僕以外はみんな行く気満々だったので、雨に濡れることを覚悟して上がることにしました。結局、雨は降りませんでしたが、気温の高さと湿度の高さで雨に濡れたようにシャツもズボンも汗びっしょりになりました。しかもビショビショになっているのは僕だけです。重い機材を背負って歩いたからか、ただの運動不足か、考えさせられました。

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いつもは他にカメラマンもいるのですが、今回は誰もいませんでした。

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夕焼けは期待できそうもなかったので、日暮れ前に山の上の展望台を下りようと機材も全部バッグにしまって下り始めた時に雲の隙間から光が射してきました。綺麗だったので、またカメラをバッグから取り出し、三脚を立て直して撮影しました。
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山を下りてもまだ服が乾いていなかったため、車に乗る前に上から下まで下着も含めて全部着替えました。2匹の犬は、冷たい湧水を飲んで満足げです、
その後、千枚田の中にある展望台にも立ち寄り、日が沈んでから丸山千枚田を後にしました。この後、家に帰るまでに温泉に入って、おいしいものを食べて帰るつもりでしたが、運転を任せている間に僕が眠ってしまい、起こされた時には温泉の時間も終わってしまっており、食事する場所もないような山奥でした。結局、風呂はなしで、食事も国道に出てから国道沿いの夜遅くまで営業しているチェーンのうどん屋さんになってしまい、家族からブーイングでした。


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