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未来に残したい日本の情景写真撮影記

真夏の那智の滝

ゆっくり走り、7時半頃に那智の滝に到着。下から見上げると圧倒されます。ただ、このところ雨が降っていないため滝の水がかなり少ない状態でした。
那智の滝は、太平洋からも眺望できる日本を代表する滝のひとつ。高さ133m、 幅13m、滝壺の深さ10mを誇っていて、那智大社の別宮である飛瀧(ひろう)神社の御神体でもあります。
昨年、那智の滝でロッククライミングした著名なロッククライマーが逮捕された事件がありましたが、宮司が「2700年の歴史上こんなことは初めて。宗教を侮辱された。絶対に許せない。」と語っていたのはこれが理由です。
1時間ほど撮影し、車に戻りました。暑い中、長くて急な階段を上ってきたので、汗だくです。

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岩肌を流れる滝がきれいです。20130813_224

そこからさらに熊野那智大社青岸渡寺、三重塔まで歩く気力も体力もなかったため、那智大社まで車で上がりました。
本来なら大門坂から熊野古道をずっと歩いて上ってくるべきなのでしょうけど、2年前、今日と同じくらい暑い夏の日にそのコースを重い機材を担いで三重塔まで上ってきた時に熱中症寸前の状態になり、頑張って歩いて上がろうという気になれないのは、どうもそれがトラウマになっている気がします。
三重塔の2階、3階は展望台になっていて、そこから撮りました。

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滝の全景です。
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塔の展望台は、金網が張ってあるのですが、一部だけ写真を撮るために金網に穴が開けられています。粋な計らいです。
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車に戻ると10時20分。車の中はサウナのような暑さ。エアコンをMAXにして出発しました。

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