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未来に残したい日本の情景写真撮影記

那智の滝

8時に到着しましたが、いつもより到着が遅かったせいか飛龍神社(ひろうじんじゃ)近くの無料の駐車場は一杯でした。500円を払って近くの駐車場に停めました。
龍神社はペットの入場が禁止だったので、家族が滝を見に行っている間、僕は犬たちと雨の中を待っていました。
このところの雨のおかげで水量が多く、迫力のある滝を見ることができました。ただ、風が強かったため、すぐにレンズに水滴がついてしまい、頻繁にブロワーで水滴を吹き飛ばしながらだったので、撮るのに苦労しました。
因みにこの飛龍神社は、熊野那智大社の別宮で、那智の滝自体が御神体であるため、本殿はなく拝殿もありません。直接滝を拝むことになります。滝の飛沫に触れることで、延命長寿の霊験があるという伝説があるそうで、今回は、相当、滝の飛沫を浴びました。

縦の写真だけ敢えて大きめのサイズにしてみました。20140816_187

             

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龍神社からの撮影の後、大門坂に立ち寄り、その後、熊野那智大社まで行き、三重の塔から撮りました。
ここも当然ながらペット禁止であったため、家族が那智大社青岸渡寺を回っている間、犬たちと車の中で寝ていました。
この三重の塔からの滝は、原生林の中に滝があることがよくわかり、そのスケールの大きさに感動します。ちなみに滝の大きさは、落差が133m、銚子口の幅が13m、滝壺の深さは10mで、落差日本一の名瀑です。その大きさを感じさせないほど周りの原生林が雄大です。

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那智の滝周辺は、2013年9月の台風12号の被害からまだ完全に復旧できていないように感じました。少しばかりの寄付金を納めて那智大社を後にしました。

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