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未来に残したい日本の情景写真撮影記

金剛崎(こんごうざき)

7時少し前に金剛崎に到着しました。
金剛崎は、禄剛(ろっこう)崎、遭(あい)崎を含め約5キロメートルの海岸である珠洲岬(すずみさき)の一部で能登半島最先端になります。
金剛崎は、聖域の岬とも呼ばれ、日本三大パワースポットの一つだそうです。
ここには地球規模のサイクルで岬に集まる『大地の気流』と、南からの海流(対馬暖流)、北からの海流(リマン寒流)が波状的に集結して交わる“自然界のパワー”が集中する場所らしいです。
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下の方に見える黒い屋根が「ランプの宿」です。このランプの宿の周辺に“聖域の岬”という名前が付けられていました。
この自然景観の素晴らしい場所に景観を損ねる宿を作るとは全く理解できませんし、岬の最先端に行くには、コインパーキングに入るような無機質な感じでお金を払って入らなければいけません。また、スカイバードと名付けられた空中展望台があり、それは、崖から鉄の廊下が10mほども突き出した感じのものです。
ずっと以前にアメリカのグランドキャニオンにスカイウォークという崖の先端から20mも飛び出したとてつもない展望台が作られたニュースを見たときのショックを思い出しました。
個人的には世界的に珍しいと言われている地形を台無しにするような旅館や展望台といった人工物の設置は非常に残念だと思います。

下の写真は人工物を入れないで撮ってみました。20140813_308

再度、見附島に行き、日が昇り切った状態の島を撮るため、7時20分頃に金剛崎を後にしました。
見附島に戻る途中、県道283号線沿いの田園風景が美しかったので思わず車を路肩に停めて撮ってしまいました。
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