kosei-photo-gallery

未来に残したい日本の情景写真撮影記

裏磐梯

今回の目的は、昨年来たときに天気が悪く、見ることができなかった磐梯吾妻レークライン周辺の紅葉を見ることです。 レンタカーを借りて21時前に東京を出発しました。 途中、仮眠をとって秋元湖に到着したのは5時10分。日の出には間に合いました。この日の日の出は5時52分。既に多くのカメラマンが並んでいます。朝靄の中に浮かぶ小島と朝焼けを狙っていましたが、一面の濃い霧でどこに小島があるのかも全くわかりません。すぐ目の前にある木しか見えませんでした。
20141025_005

湖のほとりにある林もこんな感じです。目の前にあるのにかなり霞んでいます。
20141025_003

他のカメラマンがどんどん撤収していく中、島に浮かぶ小島の姿を見ようと寒い中粘ってみました。長時間いるので体が冷えてきます。PRO TREKの温度計では4℃です。その後も霧が晴れる気配がないため6時37分に諦めて秋元湖を後にし、磐梯吾妻レークラインに向かいました。
7時35分にレークラインの途中にある三湖パラダイスという名の展望台に到着。ここは桧原湖、小野川湖を見ることができ、道路を挟んだ反対側から秋元湖を見ることができます。

手前の細長い湖が小野川湖、奥の方が桧原湖です。
20141025_008

秋元湖は未だ霧が立ち込めたままで見ることができません。
20141025_020


しばらく景色を堪能し、次に向かったのが中津川渓谷です。渓谷を見下ろせる中津川橋に着いたのが8時35分。期待して橋の下を覗きこむと落葉が進んでおり紅葉のピークは過ぎていました。WEB上の紅葉情報では各社とも「見頃」と表示されているのにまったくいい加減です。
20141025_040


20141025_053


9時にレストハウスに車を停め、歩いて渓谷に下りてみましたが、やはり紅葉は終わりかけている感じがしました。
20141025_073

昨年来たときはまだ紅葉には少し早かったことと雨だったためにレストハウスの広い駐車場には一台も車は停まっていませんでしたが、それでも今日は、天気もよく行楽日和であるため10時45分現在で駐車待ちの車の列ができているほどでした。

次に向かったのが、磐梯吾妻スカイラインです。昨年、紅葉の最盛期に来ることができたところです。今年は既に終わっているのですが、昨年、撮影を断念した浄土平で数枚撮りました。
20141025_081

ここは、有毒ガスが出ることがあるため車の窓は開けるなという看板があるので、昨年は写真を撮りませんでした。現に前回はかなりきつい硫黄の臭いがしていました。ところが今回はそれほど臭いも感じなかったので、窓を開けて写真を撮りました。

20141025_089

昨年と同様、浄土平レストハウスで昼食をとり、13時半に次に向かいました。
浄土平から5kmくらいのところに双竜の辻と言われる場所があります。梯山と安達太良山を2頭の竜に見立てているそうです。
20141025_097

さらに6kmほど行くと天風境という所があります。近くに滝があるみたいですが、今回は行きませんでした。
20141025_104


そのあと国見台をスルーし、朝は霧で全く見えなかった秋元湖がどんなところか見たくて再び行ってみることにしました。その途中の道路沿いで心惹かれる光景を目にしたので、車を停めて撮りました。スピードを出した車がビュンビュン通るので、手持ちで数枚撮ってすぐに出発しました。
20141025_116


秋元湖には15時に着きました。そこで45分ほど撮っていました。朝の光景とまったく違います。
20141025_124

水が茶色く見えますが、山が写っているからです。
20141025_133


20141025_148


そこから五色沼に明日のためのロケハンに行きました。ここは高校の時の修学旅行で来た想い出の地です。
20141025_158


毘沙門沼の撮影ポイントを確認しその日の行程は終了しました。
20141025_162


いつもは車中泊が多いのですが、昨年来たときに食事する場所が全くなくて困ったので、今回は食事つきの温泉宿に泊まりました。

copyright2020@Kosei-photo-gallery