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未来に残したい日本の情景写真撮影記

富士山周辺(その1)

自分自身の誕生日ということもあり、記念に富士山に行くことにしました。
金曜日の夜9時半にレンタカーを借り、東京を出発しました。大型の仕事が受注できたこともあって気分は最高でした。
今回の最初の目的地である本栖湖までは2時間もかからないのですが、例によって一週間の疲れが出て、途中のサービスエリアで2度ほど仮眠をとりながら向かったため、到着したのは3時でした。
既にたくさんの車が停まっており、三脚も並んでいます。また、そこは都会では見ることのできない満点の星空でしたが、眠気には勝てず、三脚をセットし、また寝ました。5時に起きた時には星はすっかりなくなっており、三日月が出ていました。
買い込んでいたおにぎりを食べて撮影を始めました。気温は-4℃でしたが、風がないためそれほど寒さを感じませんでした。
ご存じのとおり、旧五千円札と今の千円札に描かれている富士山は、この本栖湖越しの富士山です。
それは、富士山写真の先駆者である岡田紅陽(1895年―1972年)の撮った本栖湖の逆さ富士の写真を基にデザインされたものです。

 

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本栖湖の後は、朝霧高原に行きました。朝霧高原は緑の季節には富士山をバックに牛が草を食む光景が脳裏に焼き付いているのですが、冬だからか牛の姿は見えませんでした。

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その後はいつもなら白糸の滝に行くのですが、白糸の滝は午後からの方がいいというあるカメラマンのブログに書いてあったので、滝には向かわず、精進湖に行ってみましたが、逆光で写真を撮ることができず、その次に昨年の春に初めて行った田貫湖に行ってみました。
去年の春は早朝に訪れたのですが、その時はカメラマンがいっぱいいましたが、今回は時間が遅かったからかカメラマンらしき人はいませんでした。

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田貫湖の次は今回のメインの目的地である三ツ峠に向かいました。

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