ラベンダーで有名な大石公園の駐車場で車中泊し、4時過ぎに起床。（因みにラベンダーは6月頃です）外はまだ薄暗いですが、うっすらと富士山が見えています。
湖辺りの葦の隙間に三脚を立ててスタンバイしているとその場所に何人も集まってきて、別のアングルに移動できない状態になりました。完璧ではないまでも逆さ富士を撮ることができました。
4:48の写真
5:01の写真
次に木ノ花美術館の近くのいつもの場所に移動し、桜越しの富士山を狙いましたが、まだ桜に日が当たっておらず、桜が黒っぽくなったため、いったん撤収し、御坂みちの上にある天下茶屋に向かいました。ここに行くのは初めてです。残念ながら高圧電線が邪魔であまり良い写真とはなりません。
数枚撮って、いつも撮る御坂みちの中腹あたりまで降りてきました。やはりここからの富士は形がいいです。しかもいつも人がいないので、ゆっくり撮れます。
縦位置です。
再び河口湖に向かいました。旧道を通った際、山神社という神社の門の前にあった桜が満開だったので撮りました。通りがかった近所のおばさんから「そんなところの桜でなく、河口湖畔で桜祭りをやってるから富士山をバックに撮ったら」と言われました。もちろんそのつもりでしたが、お礼を言って山神社を後にしました。
河口湖畔の桜並木は既に多くの人で賑わっていました。良い枝振りの桜が見つけられませんでした。
ワンポイントの船がある方がいいでしょうか？
2年前の同時期の方がいいと思います。
http://kosei-photo.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/04/
本栖湖に行く前に河口湖ミューズ館に立ち寄りました。与勇輝喜寿記念展をやっていました。
http://www.musekan.net/index.php
与勇輝さんを初めて知ったのは平成3年にNHKで放映されていた趣味百科です。その人形を一目見て感動し、ビデオに撮って毎回見ていました。
話が横道にそれましたが、そこから本栖湖に向かいました。前回来たときには雪で上れなかった中之倉峠（別名:青海峠）に上ることが今回の目的のひとつです。それは、富士山とその手前の本栖湖が一望できる場所で、千円札や旧5千円札に描かれている富士山はそこから見た富士山です。岡田紅葉という写真家が撮影した『湖畔の春』というタイトルの写真が元になっています。湖畔から見た景色がお札の元になっていると誤解している人が多いようですが、実際には中之倉峠からが正しいようです。
登り口に展望台まで30分と書いてあります。最初はかなり急斜面です。東京に転勤になってからジムに行く時間もとれないため、体力も筋力もがた落ちです。重い機材を背負って大きな三脚を担いでるとは言え、息が上がります。
汗をかくと頂上でじっとしていると冷えるので、ゆっくり上がりました。それでも20分弱で撮影場所に到着。強風で飛ばされそうです。撮影場所は展望台を少し通り過ぎた所にあります。山頂の雲がなくなるまでじっと待ちました。
上の写真の下の方の真ん中あたりに見えている道路が長年撮影してきた場所ですが、今回、初めて峠の上まで来ることができて良かったです。
撮影後、峠を一気に降り、再び朝霧高原に向かいました。昨日と同様、鯉のぼりと富士山、それと放牧されている牛と富士山を撮るためです。
富士山をバックにたくさんの牛が緑の草を食んでいるところは牧歌的で、のんびりした雰囲気です。朝霧高原に着いたときは、道路からすぐ近くに牛がたくさんいるのが見えました。路肩に車を停めて撮れば十分間に合ったのですが、駐車場に停めて歩いて戻って来る間に牛が牛舎に戻って行ってしまうところでした。それでもまだ１頭が近くにいてモデルになってくれました。
15年ほど前の春にもここで写真を撮りました。その時は牛の位置も最高で富士山もくっきり見えていたのですが、富士山にピントが合っていて牛が少しボケていたので、その時の反省を踏まえてのリベンジだったのですが、中之倉峠でゆっくりし過ぎました。牛がいる時間も午後の数時間で、比較的短いのではないかと思います。
作品としては、良いとは言えない出来栄えです。またいつかチャレンジしたいです。
牛のあとはそのすぐ近くの鯉のぼりです。昨日は雲がありましたが、今日は雲がありません。昨日より多くの人がいます。
アップです。
横位置でのアップです。
もっと雄大な姿を見ていたいですが、次の場所に移動しました。田貫湖でまだ満足できる写真を撮ったことがないので行ってみることにしました。風が止みほんの少し湖面に富士山が写ったときを狙って撮りました。この１枚意外は湖面が風で波立ち逆さ富士を見ることは出来ませんでした。
最後の目的地である河口湖の大石公園に向かいます。途中、昨日と同じ野鳥の森公園で桜を撮りました。
さらに西湖で車を停め１枚撮りました。
西湖の北側を通るルートにしたためコンビニなどのお店がありません。お腹が空きました。大石公園に到着しましたが、売店しかなく、仕方なく、オリジナルクッキーを220円で購入し、食べました。水をたくさん飲んだためお腹の中でクッキーが膨張し、空腹はおさまりました。
朝より少し構図を工夫することができました。
朝はカメラマンが大勢いましたが、夕方は誰もいませんでした。一人でゆっくり撮れました。この日は夕焼けになることもなく終了しました。
