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未来に残したい日本の情景写真撮影記

新宿御苑

今日は出勤は免れ、なんとか休むことができました。どこかに出かけようと思っていましたが、日頃の疲労から、なかなか遠出する元気がないため、また近くの新宿御苑に行くことにしました。前回は位置がよくわからなかったので、新宿から地下鉄に乗りましたが、今回は歩きました。10分ほどで行ける距離なのにちょっと早めに出たため開門まで時間があり、喫茶店で時間を潰しました。

開門と同時に「下の池」にある垂れ桜を目指しました。新宿門からは結構遠いです。よく考えたら早く来たのだから「下の池」に一番近い千駄ヶ谷門まで行っておけば良かったと御苑に入ってから思いました。
【園内マップ】
http://www.env.go.jp/garden/shinjukugyoen/2_guide/map.html

「下の池」に着いた時には既に結構な人がいて、全景を撮ろうとするとどうしても人が入ってしまいます。アングルを変えたりしながら同じ1本の桜を2時間も撮っていました。いつも撮っている時はついつい時間を忘れてしまいます。

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次に向かったのは、「桜園地」です。ここにある大寒桜が目的です。ピークは過ぎていましたが、ピンクのつぼみを付けた枝もあり、まだ4~5日は楽しめそうです。

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太い苔むした枝(横に伸びた幹と言った方がいいかもしれません)から葉っぱが出ているのが面白くて撮りました。
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次に向かったのは、「日本庭園」です。ここでは、ハクモクレンが見頃でした。
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シデコブシもすぐ横に咲いていました。
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カメが冬眠から覚め、甲羅干しをしていました。よく見るとすべてミシシッピアカミミガメ。子亀の時にミドリガメという名で売っているカメです。誰かがこの池に放したのが繁殖したのでしょう。子亀の時のような可愛さは微塵もありません。このミシシッピアカミミガメは、どこに行っても日本のイシガメやクサガメの何倍もの数を見かけます。どこも外来種に汚染されています。
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日本庭園を一回りしていると高さ2メートルもない小ぶりの木の前に人だかりがしていました。そこにはボケの花が綺麗に咲いていました。ボケの花がどんな花か知らなかったのですが、可憐で色も綺麗な花です。
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ボケの木のすぐ前で、土筆(つくし)も見つけました。
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更に進むとツバキがありました。ほとんどが散ってしまった後でしたが、下に落ちた花がまだ綺麗でした。
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日本庭園から出口方向の新宿門に向かい歩いているとたくさん花をつけた桜がありました。陽光(ヨウコウ)という名の桜らしいです。風が強く枝が揺れるので、なかなかピントが合わず、何枚も同じアングルで撮り直しました。
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最後に新宿門のすぐ近くで異彩を放っていたハクモクレンを撮りました。日本庭園のものより大きく感じます。
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気が付けば4時間以上も夢中で撮っていました。お腹も空いたので、新宿御苑を後にし帰途につきました。
この日の夕方、新宿御苑にあるソメイヨシノが開花したとニュースで報道されていました。こらから本格的な桜の季節がやってきます。

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