高源寺では、十分満足できる写真も撮れず、そのまま帰るのももったいないので、ネットで近場の紅葉スポットを検索するとちょうど帰り道方向にある「石龕寺」が出てきました。読み方もわからないまま、行ってみることにしました。
なんでも足利尊氏ゆかりのお寺らしいです。
ちょうど「石龕寺もみじまつり」の開催日に当たっており、そのせいか、お寺まで車で行くことはできず、交通案内をしていた人に臨時駐車場であるＪＡに車を停めるように言われました。でも残念ながら、そこは満車で、次に学校のグランドを案内され、駐車することができました。学校のグランドからＪＡまで歩いて、そこからシャトルバスでお寺に向かいました。10分程度です。到着するとちょうど参道を武者行列が進んでいるところでした。
武者行列には、ほら貝を吹き鳴らす10数人の山伏を先頭に、馬にまたがった足利尊氏役と尊氏の息子である義詮（よしあきら）役の男性の2人、その後に、甲冑隊や侍大将、その後ろを扮装した子供たちが大勢練り歩いていました。
その日の夕方に配信されていた丹波新聞に地域住民の高齢化や人手不足、資金難などを理由に30回目の今回をもって休止とすると書かれていました。とても残念なことです。
