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未来に残したい日本の情景写真撮影記

賤ヶ岳(しずかたけ)

今回の琵琶湖の最大の目的は琵琶湖を俯瞰できる琵琶湖テラスのはずでした。その場所を再確認するためにネットを見ていたら、お知らせとして、『ロープウェイの不具合があり、10月まで運行できない』と驚きの情報が出てきました。「嘘でしょう??」っていう感じでした。
http://www.biwako-valley.com/topics/28145
仕方なく琵琶湖が俯瞰できそうなところがないかと考えていた時に賤ケ岳を思い出しました。奥琵琶湖と余呉湖の間にある山です。思い付きで行ってみることにしました。初めての場所です。賤ケ岳は、羽柴秀吉柴田勝家が覇権を争った「賤ヶ岳の戦い」の戦場跡です。
9時前に駐車場に到着しました。リフトが9時から動き出すので、ぴったりでした。リフトに乗っている時間は6分、そこから300メートルの山道を歩いて上がると展望スペースがあります。山道の途中には賤ケ岳の七本槍(しずがたけのしちほんやり)と呼ばれる武将をかたどったボード?(顔だけくり抜いてあり、そこに自分の顔を入れて写真を撮るような板で作られたもの)があります。賤ヶ岳の七本槍というのは、加藤清正など秀吉方で功名をあげた兵のうちの7人のことを言うそうです。
山頂付近には戦跡碑、戦没者の碑があるほか、竹生島が浮かぶ雄大な奥琵琶湖、滋賀県一の高峰・伊吹山、穏やかな湖面の反射が“日本のウユニ”と称される余呉湖など、湖北を一望できる大パノラマが広がっています。

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しばらく景色を堪能し、来た道を引き返しました。

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