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未来に残したい日本の情景写真撮影記

醍醐桜(だいござくら)

昨年訪問した山梨県韮崎市にある「わに塚の桜」と共にずっと見たいと思っていた岡山県真庭市にある「醍醐桜」を見に行くことにしました。今年は4月に入っても気温が低い日が続き、開花時期が読みづらかったのですが、日々、各種情報をチェックし、ここと思う日に休みをとりました。会社から帰って準備をし、21時半頃に出発しました。
醍醐桜は、伝説によると、後醍醐天皇隠岐配流の際(1,332年)、この桜を見て賞賛したといわれ、この名がついたそうです。根本周囲9.2m、枝張り東西南北20m、樹高18m、種類はアズマヒガンで、樹齢は1,000年とも言われています。
中国道を走行中、眠気に襲われ、SAで仮眠をとったことと、初めての場所で少し道に迷ったため、到着は1時半頃になりました。第一駐車場は既にかなり埋まっていました。車を停めて、下見をし、すぐに撮影を始めました。

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シャッタースピードをかなり遅くすることで桜は写っていますが、真っ暗な中、肉眼ではよく見えず、ピントはAFでもマニュアルでも合わすことができませんでした。
2時半頃まで撮って、車に戻って2時間ほど仮眠をとりました。

天気予報も晴マークだけだったし、星も出ていたので、曇ってくるとは思いませんでした。厚い雲で朝焼けはほとんど出ませんでしたが、ほんの一瞬を捉えて撮りました。右下には雲海が広がっています。

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この後、まさかの雨。山の天気は読めません。しばらく雨の中で耐えているとすぐに止んで、少しずつ晴れてきました。

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ライトアップも行われていますが、この日は日帰りのため、9時頃に撮影を終え、醍醐桜を後にしました。








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