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未来に残したい日本の情景写真撮影記

龍王ヶ淵(りゅうおうがふち)

大和富士「額井岳」の山腹、標高530mの山中にある『龍王ヶ淵』に行ってきました。山から流れる水や湧き水を自然に貯めた神秘的な池です。
22時半頃に家を出発し、0時頃に針インター近くの道の駅に着き、そこですぐに仮眠をとりました。、4時半に起きて、朝ご飯を食べて龍王ヶ淵に向けて出発しました。両側1車線の道から左折すると車が1台しか通れないような山道で、途中で3回も鹿に遭遇しました。雉もいました。

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本当に道が合っているのか不安に思いながら走っていると右の奥の方にそれらしいところが見えました。すると数メートル先に標識が出ていました。
駐車場は8台分しかなく、既に6台が停まっていました。駐車場近くから杉林をバックに池を撮りたかったのですが、その方向にたくさんの人がいたため、あまり撮れませんでした。どうして他の人たちは逆方向にいるのかと思ったら日の出を狙っていたようです。日の出前の影のない杉林の写真を撮らないで朝日を狙うなら龍王ヶ淵でなくてもいいのに・・・。
東山魁夷の絵画『緑響く』を意識して日の出前に撮った唯一の写真です。対岸にいた人達はレタッチで消しました。木の上が切れているし、失敗です。もっと多くのカットを撮っておいて、後で人を消せばよかったです。(後悔)
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日が昇った後。

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写真を撮っていると話しかけてきた方がいて、何でもSNSでこの場所を広めた最初の人のようなこと言っていました。人が増えてしまったので、今ではSNSで写真を公開したことを後悔していると。
6時過ぎに龍王ヶ淵を後にしました。
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