kosei-photo-gallery

未来に残したい日本の情景写真撮影記

おにゅう峠

3連休でしたが、東北や長野まで行く元気もなかったため、近場で紅葉が見られる場所を検討していました。関西で紅葉が見頃となっている場所として滋賀県の「びわこバレイ」、兵庫県の「氷ノ山」、和歌山県の「龍神スカイライン」の情報がネットには出ていました。しかしながら、ちょっと前から気になっていた奈良県の「ナメゴ谷」や滋賀県福井県の境にある「おにゅう峠」の情報はほとんどありませんでした。紅葉しているかどうかもわからないまま一か八かで「おにゅう峠」に行くことにしました。ここは、滋賀県福井県をつなぐ標高820メートルほどの林道に位置する場所で、雲海が見られる場所としても有名です。ちょっと変わった名前ですが、その由来は、当然ながらおNewではなく、福井県小浜側の遠敷(おにゅう)と滋賀県側の小入谷(おにゅうだに)から付けられたそうです。
通常なら休日初日の朝を無駄にしないために金曜日の夜から出発するのですが、このところ帰宅時間も遅く、行先もまだ決められていなかったため、土曜日の朝、9時前に出発しました。途中、渋滞などもあり、到着したのは12時半頃でした。

20191102_010

20191102_012    

明日の撮影の下見を終え、雲海がでることを祈りつつ、おにゅう峠を後にしました。途中にススキの群生地があったので、立ち止まって撮りました。場所は、朽木地子原となっていました。

20191102_032

 20191102_034  

次に向かったのは、以前、写真誌で見たことのあり、すぐ近くにあるはずの「朽木渓谷」なのですが、場所が良くわからず、道の駅の情報館に行っても情報はなく、案内の方に尋ねると『今は、昔のような景色が見られなくなった』という事を聞きました。断念して、道の駅の向かいにあった蕎麦屋「楽」で、そばと鯖ずしを食べました。やや緑がかった新そばが最高でした。この辺りは、福井から京都に魚介類を運搬する物流ルートであり、「鯖街道」と呼ばれています。その後は、すぐ近くの「くつき温泉てんくう」でゆっくり温泉に浸かって、夕食をとって、明日の本番に備え、撮影地の近くの朽木針畑郷の山村都市交流館「源流の駅 山帰来(さんきらい)」という所まで1時間かけて移動して21時ごろに寝ました。

続きは、下へ




 

 

copyright2020@Kosei-photo-gallery