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未来に残したい日本の情景写真撮影記

富士山周辺(その2)

三ツ峠を後にし、写真を撮りながら1時間弱で駐車場に戻ってきました。山登りの服装から通常の服に着替えて出発です。
御坂峠を下っていく途中に木々の隙間から富士山がよく見える場所があり、そこで数枚撮りました。
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さらに、河口湖に向かう国道137号線沿いに小さな展望台があり、そこからも数枚撮りました。
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その後、河口湖半にある「河口湖ミューズ館~与勇輝館」に立ち寄りました。与勇輝(あたえゆうき)さんは古い木綿布を使った人形作家です。ちょうど20年前にNHKの趣味百科でたまたま見て知りました。人形の多くは、日本の原風景を思わせるようなノスタルジックな雰囲気を持ち、表情豊かな、柔らかみのある表現が特徴で、見惚れてしまいます。そこで来年のカレンダーを購入しました。
http://www.musekan.net/index.php

次に向かったのは、白糸の滝です。いつもは朝のうちに行くのですが、ある方のブログに白糸の滝は午後の方がいいと書かれていたので、初めて午後から行ってみることにしました。
行ってみて初めて分かったのですが、滝壺へは立ち入り禁止となっていました。平成23年台風15号の影響で、滝壺が被害を受けたため、復旧対策が行われていましたが、世界遺産への登録を受け、地震や水害の復旧工事に合わせ滝壺にある土産物店や橋など人工の構造物を撤去して、自然のままの状態に戻す計画が実行されていました。人工物がなくなるのは風景写真家には嬉しいニュースです。
12月22日には工事が終了すると駐車場の人に聞きました。駐車料金は100円でしたが、12月22日からはまた700円ほどになるのかなぁ。

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白糸の滝と隣り合わせに芝川本流にかかっている滝が音止の滝です。大量の水が水柱となって高さ25mから、爆音を響かせて落下する姿は圧巻です。

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正面からの音止の滝です。フェンスがあって、この位置からの撮影は困難でした。カメラはフェンスの向こう、体はフェンスのこちら側で撮りにくかったです。

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音止の滝近くから見える富士山も素晴らしいです。

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次に向かったのは、田貫湖です。前日にも行ったのですが、逆さ富士を見ることができなかったので、再度、向かいました。鏡のようとまではいきませんでしたが、逆さ富士を撮ることができました。

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田貫湖の近くにまっすぐの木々越しの富士山が見える場所があり、車を停めて数枚撮りました。門には畜産技術研究所と書いてありました。

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朝霧高原からの富士山です。
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今回の富士山撮影旅行の最後は河口湖です。この場所からの夕焼けと逆さ富士を期待していましたが、残念ながらどちらも叶いませんでした。

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日が落ちるまで景色を眺めた後、東京に向けて出発しました。
やはり富士山はいつ来てもいつ見ても素晴らしいです。
東京からこの辺りに移り住む人がいると聞きますが、気持ちはわかります。
また近いうちに訪れたいと思います。

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