箱根

5時半に家を出発。東名高速で事故渋滞に遭い、芦ノ湖に到着したのは8時半頃でした。
撮影ポイントを探して、成川美術館あたりを更に1時間ほど行ったり来たりしていました。
撮りたかった場所は、芦ノ湖畔からではなく、少し高台から撮れる場所だったのですが、ようやく見つけたのが、「箱根別荘地さかさ富士地区」です。別荘と別荘の間の木立の隙間から何とか撮ったのが下の写真です。

　　　　　　　　　　　　　　　　

絶好の角度だと思われる場所にはどなたかの別荘があり、撮ることができませんでした。こんなところに大きな別荘を持てる人が羨ましいです。
その後、芦ノ湖畔で数枚撮りました。下の写真がそうですが、やはり高台から撮った写真の方が良いと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

次に向かったのが、大涌谷です。大涌谷周辺は、今なお火山活動が続き、硫化水素を含む白煙が上がっています。
ロープウェイ大涌谷駅近くの駐車場に到着したのが11時50分だったので、先に昼食にすることにしました。
極楽茶屋というお店で「赤池地獄の黒ラーメン」という真っ赤な激辛スープの中に黒い麺が入ったラーメンを食べました。2週間前のテレビでKAT-TUNが食べていたものです。
満腹になったところで、噴煙地まで歩きました。ここは黒たまごが名物で、多くの観光客が食べていました。
ちなみに黒たまごは、黒いゆで卵なのですが、なぜ黒くなるかと言うと、茹でる際、殻に温泉の鉄分が付着して、これが硫化水素に反応して硫化鉄となり黒くなるそうです。
満腹だったためパスしたのですが、1個食べれば7年寿命が延びるとうふれ込みだったので、食べた方が良かったかもしれません。
噴煙地の白煙は、相当なもので、何枚もの写真が画面のほとんどが真っ白になってしまいました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

噴煙地から駐車場に戻ると富士山に雲がかかっていました。ここからも富士山を撮っておきたかったので、雲が流れるまで車の中で昼寝をして待ちました。1時間半ほど寝たのですが、雲が晴れないため諦めて、大観山（たいかんざん）に向かうことにしました。

（大涌谷からの富士山）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

大観山は、TOYO TIRES ターンパイク箱根小田原本線の終点にある絶景ポイントで、富士山を好んで描いた横山大観にちなんで名付けられたそうです。
標高1011mからの景色は富士山全体と芦ノ湖、箱根の山並みや伊豆大島まで眺望できます。
昔は箱根ターンパイクと呼んでいましが、2007年に「TOYO TIRES ターンパイク」に名称が変更されたことは知りませんでした。
ターンパイクはかれこれ30年ほど前に片岡義男の小説で初めて知り、バイクに乗っていた当時に走ってみたいと思っていたことを思い出しました。
大観山山頂に位置している「TOYO TIRES ビューラウンジ」（ドライブイン大観山）に15時40分頃に到着しました。
残念ながらここでも富士山に雲がかかっていました。30分ほど待ち、諦めかけた時に雲が動きました。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

翌日もベストショットが撮りたかったので再び訪れましたが、下の通り、雲がかかったままでした。

　　　　　　　　　　　　　　

大観山から芦ノ湖スカイランを通って、明日の撮影地となる山中湖に向かいました。芦ノ湖スカイラインの途中にある三国峠は、標高1070mにある夜景スポットで、ここからは、沼津市や裾野市を中心とした夜景を眺めることができます。
下は日が沈んで、30分後の沼図市街です。