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未来に残したい日本の情景写真撮影記

加西市水正池の日の出と水鳥

加西市は、国内最南端のコハクチョウの越冬地ということで、行ってみることにしました。市の観光案内所が発行している「ハクチョウ飛来池マップ」には3つの池が書かれていました。1つは長倉池(加西市玉丘町)、2つ目は三田池(加西市豊倉町)、3つ目が水正池(加西市上宮木町)です。その中の水正池にまず行くことにしました。
朝靄の中のハクチョウを撮るため、早朝4時半に自宅を出発し、中国道を走って、5時半頃に現地近くに着きました。ところが真っ暗でどこが池かわからず、また、池はわかってもその畔までどうやって行くのかがわからず、車で行ったり来たりしているうちに空がオレンジ色になる雰囲気になってきたので、車を安全な場所に停めて、道路沿いから撮り始めました。天気予報では、5時台6時台の気温はマイナス6℃となっていました。因みに中国道の社PAで休憩した時はマイナス9℃でした。

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少し明るくなってくると自分が撮影していた道路沿いから池の畔で写真を撮っている人が何となく見えたので、そこを目指して日が出る前に行ってみました。車では行けないと思って何度も通り過ぎた路地を入って行った場所でした。
日の出は7時過ぎです。池はほぼ凍っています。池の一部だけ凍っていないところがあるようで、水鳥はそこに集まっていました。

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何という名前の鳥かはわかりませんが、明らかにハクチョウではありません。

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ハクチョウがいない理由を地元の人が語っていました。12月に気球を飛ばしたことでハクチョウが怖がっていなくなったと。
この加西市は、「気球の飛ぶまち加西」としてもPRしており、気球とハクチョウの共存か課題となっています。
地元の方が凍った池にエサを撒くと氷に穴の開いた場所から一斉に集まってきました。
池の上を歩いているので、凍っているのがわかると思います。
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カラスがエサを狙って来た時に驚いた鳥たちが一斉に飛び立ちます。何度も行ったり来たりを繰り返していました。

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エサを撒かれた場所から氷の穴に歩いて戻る4羽。よちよち歩く姿が可愛いです。

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ハクチョウがいないことが分かったので、他の2つの池には行かず、帰途につきました。

動画も撮りましたので、見て下さい。

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兵庫県加西市水正池の日の出と水鳥

 

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