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未来に残したい日本の情景写真撮影記

山本山のオオワシ

コハクチョウが撮りたくて、守山から湖北に向かいました。以前は、琵琶湖ではなく、田圃にたくさんいたのですが、果たして今日はどこにいるのか・・・。
http://kosei-photo.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/02/post_abad.html

15時頃、情報収集するために湖北野鳥センターに立ち寄りました。職員の方に聞くとコハクチョウは夕暮れにならないと湖岸に戻って来ないと言われました。
ここでは、琵琶湖側に向けていくつも望遠鏡が設置されていて、湖岸の野鳥を観察できるようになっています。たくさんのカモに交じってコハクチョウが一羽だけいました。
風がかなり強かったので、水鳥も水の上にはおらず、浮島の上でじっとしています。
琵琶湖と反対側にある部屋にも望遠鏡が設置されていて、その望遠鏡は常に山本山に向けられています。山本山と言っても海苔ではありません。
山本山という山にいるオオワシに常にピントが合わされています。
毎年一羽のオオワシ(メス)が越冬のため湖北に渡り、山本山をねぐらにし始めて今年で16年になるそうです。
その姿を一目見ようと野鳥ファンやカメラマンが多く訪れています。
野鳥センターから山本山までは歩いてすぐなので、コハクチョウは諦めて行ってみることにしました。
近くまで行くと、500ミリ以上の望遠レンズを付けた人が何人もいました。
僕は70-200に2xのエクステンダーを付けてみましたが、オオワシがいることははっきりわかりますが、かなり遠いです。

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じっとしていることが多いそうですが、たまたま飛ぶところに遭遇し、夢中でシャッターをきりましたが、やはり小さくしか写せませんでした。
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オオワシオホーツク海沿岸やカムチャツカ半島で繁殖し、日本では主に北海道などへ越冬のため飛来します。
国内最大の猛禽(もうきん)類で、体長約1メートル、翼を広げると2.5メートル近くになるそうです。
15時40分、山本山を後にし、帰途につきました。

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