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未来に残したい日本の情景写真撮影記

苔寺(西芳寺)

苔寺は、正式名を西芳寺と言います。苔寺の参拝には事前申し込みが必要なので、苔がみずみずしくなる梅雨の時期に行こうと思い、2ヶ月近く前に往復はがきで申し込みました。でも今年は梅雨入りが遅く未だに梅雨入り宣言がなされていません。さすがにそこまで梅雨入りが遅れるとも思っていませんでした。この日も日差しが強く、明暗の差が激しく、苔の雰囲気はあまり良くありませんでした。
阪急松尾大社駅からバスのつもりが、バス停に着いた時にバスの時間を1分過ぎていたので、バスが行ってしまったと思い、歩いて向かうと後ろからバスに抜かれました。少しバスが遅れていたようです。でも歩いても10数分の距離です。
何年も前からこの苔寺に行きたいと思っていたものの、写経があるので躊躇していました。ネットで見ていると丁寧に写経すると1時間かかるとか隣の人と密着した状態とか正座とか般若心経の唱和などいろいろと書いてありました。正座の練習もしていきましたが、椅子席もあったので、そちらで写経を行いました。写経を始めてから庭の拝観を終えるまで2時間限定となっています。事前申し込みが必要であり、拝観料もそこそこお高いので、そんなに人が多いとは思っていませんでしたが、100人以上はいたと思います。
写経が行われる本堂
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写経は、延命十句観音経と書いてあり、内容は以下の短いもので、あっという間に書き終えました。般若心経の唱和もありませんでした。葉書には細筆をご用意くださいと書いてあったので、わざわざ買って持って行ったのですが、用意されていました。
  与佛有因  与佛有縁
  佛法僧縁  常楽我浄
  朝年観世音  暮年観世音
  念念従心起  念念不離心 
写経後、願い事と住所氏名を書き、御仏前の経机に置いてお参りしました。そこまで終わった人から順次庭に出て拝観です。
庭園は約3万平方メートル(約9千坪)もあり、そこに120種類以上もの苔があるそうです。苔の種類ってそんなに多いのですね。
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レンズを替えて庭を2周しました。その頃はもう人もほぼいなくなっていました。
ちょうどお昼になったので、すぐ近くの「柚之茶屋」で名物とろろそばを食べました。

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