kosei-photo-gallery

未来に残したい日本の情景写真撮影記

但馬安國寺

安國寺(あんこくじ)は、兵庫県豊岡市にある臨済宗大徳寺派の寺院で、太平山安國禅寺と称し、灯台躑躅ドウダンツツジ)の紅葉が有名です。雑誌でその存在を知り、行ってみることにしました。
8時前に出発し、中国自動車道から舞鶴若狭自動車道を経由し、9時40分頃に現地に到着しました。そこから約2時間、とにかくたくさん撮りました。間口2間(3.6メートル)の窓枠の中を緋毛氈を広げたような真っ赤な紅葉が埋め尽くします。

20161112_086

このお寺は、サービス精神たっぷりで、近くでドウダンツツジを見たい人とお寺の中(縁側の窓枠)も一緒に写真に撮りたい人のために中に入る時間と外から写真を撮る時間を15分ずつに分けて、両方の人を満足させるような非常にうまい誘導を行っていました。きっとそのおかげで狭い境内や本堂の中でトラブルが起こらずスムーズに皆が満足できているのだと思います。
11時半頃に一旦、安國寺を出て、天橋立に行き、その後また16時過ぎにライトアップが始まるとのことだったので、夜の撮影を行うために戻ってきました。
ここは、駐車場は無料、そして拝観料は300円で、当日であれば再入場も何度でも可能で、とても良心的です。
ライトアップになってから写真を撮るための列には大勢の人が並び、その列はお寺の外の道路にまで達してます。境内の先頭まで行って写真を撮るのですが、数枚撮ったら次の人と交代してくださいと案内の方が言うので、数枚撮って列から抜け、また最後尾に並び直すということを19時の拝観終了時間まで、何度も繰り返しました。

20161112_174


最後の方で、住職がモデルになってくれました。

20161112_289

外にある観音様と月を絡めて撮りました。奇跡的に撮れた一枚です。

20161112_186


19時に満足して帰途につきました。
 
copyright2020@Kosei-photo-gallery