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未来に残したい日本の情景写真撮影記

宍道湖(しんじこ)

13時半に鬼女台を出発しました。この時点で「宍道湖の夕日指数」は60%から100%に戻っていました。
http://www.city.matsue.shimane.jp/shinjiko_yuuhi/sisuu.html
この指数を信じ、遅いお昼を済ませ、再び宍道湖に向かいました。
宍道湖は、島根県松江市出雲市にまたがる湖で、日本百景にも指定されています。
海からは離れているのですが、淡水湖ではなく汽水湖だそうです。
宍道湖に到着した段階では曇り空でした。駐車場で仮眠し、17時半に撮影場所に行ってみると雲が多く、とても夕焼けが出る感じはしませんでした。それどころか途中で小雨が降ってきたため、その時点で諦めて帰ってしまった観光客もいました。
諦めずにじっと待っていると雨が止んだ後にほんの少しだけ日が射し、雲がオレンジに染まりました。その一瞬にシャッターを切りました。
              

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ワンポイントとなっているのは、嫁が島という湖畔から200メートルほどのところにある小島です。
この嫁が島は、姑にいじめられた若嫁が寒さに凍った湖上を実家に帰る途中、氷が割れて水死し、それを哀れんだ湖の神様が一夜にして島を浮かび上がらせたとの逸話が残されています。
撮影の後、18時45分に宍道湖を出発し、「鹿島 多久の湯」というところでゆっくりお湯につかり、その日の疲れを癒しました。食事をし、明日の目的地である出雲大社近くにある道の駅「大社ご縁広場」で車中拍をしました。

                 

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