三千院の後、蓮華寺に立ち寄りました。ここは三千院とは違って一度に多くの人が訪れるようなことはなく、ゆっくり過ごすことができます。
蓮華寺の庭はまだ紅葉が始まったばかりでした。山門を入ると庫裏まで延びる石畳の参道が目に入ります。
山門を入ってすぐ、左手には約300体といわれる石仏群が並んでいます。
タクシーをチャーターして来た年配の女性二人にタクシーの運転手さんが解説しているのを横で聞いていると『木々やコケの手入れは、庭師に頼んでいるのではなく、住職と奥様、お寺の方の手で行われていて、あまり造形的にならないように剪定などは、自然に任せている部分も多い。庭は祈りの場の一部であり、喧騒や賑やかさとは無縁の庭。自然を重視した管理を行っているためか、セキレイやカワセミなど多くの野鳥が池の魚を捕りに来る』など興味深い説明をしていました。
もっとゆっくり庭を眺めていたかったのですが、午後から予定があったため、1時間弱で蓮華寺を後にしました。